[上海 28日 ロイター] - 前場の中国株式市場はほぼ横ばい、香港株は急 伸した。中国は入国時の隔離義務を来年1月8日に解除すると発表するなど、新型コロナ ウイルスの感染防止策の大半を緩和。投資家はその影響を見極めようとしている。 上海総合指数の前場終値は1.3766ポイント(0.04%)高の309 6.9444。上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI 300指数は6.423ポイント(0.17%)安の3881.431。 休場明けの香港市場ではハンセン指数が418.93ポイント(2.14%) 高の2万0011.99、ハンセン中国企業株指数(H株指数)は172.14 ポイント(2.59%)高の6815.04で前引けた。 自動車株は2.5%下落、銀行株は1.3%上昇した。香 港に上場する大手ハイテク株は2.7%高。 UBSセキュリティーズは、感染急拡大で景気回復への懸念が強まったと指摘し、足 元の市場でボラティリティーが高まると予想。感染の波は来年1月中旬ごろピークを付け 、春節後には落ち着くと見込み、消費は第1・四半期末か第2・四半期初めから徐々に持 ち直すとの見通しを示した。 中国 前場終値 前日比 % 始値 上海総合指数 3,096.9444 + 1.3766 + 0.04 3,088.6174 前営業日終値 3,095.5678 CSI300指数<.CSI3 3,881.431 - 6.423 - 0.17 3,874.913 00> 前営業日終値 3,887.854 香港 前場終値 前日比 % 始値 ハンセン指数 20,011.99 + 418.93 + 2.14 19,787.94 前営業日終値 19,593.06 ハンセン中国株指数<.HS 6,815.04 + 172.14 + 2.59 6,706.06 CE> 前営業日終値 6,642.90 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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