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上海外為市場=元下落、中国旅行者増で米インフレ圧力継続観測

[香港 28日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元は下落。新型コロナウイルス規制緩和で中国人の海外旅行者が急増し、米国の高インフレを定着させる要因になるとの見方でドル買いが先行する流れとなっている。

中国国家衛生健康委員会は26日、海外からの渡航者の入国時の隔離義務を1月8日に撤廃すると発表、約3年間続いた国境封鎖がほぼ解除される見通しとなった。

みずほ銀行のアジアFXチーフストラテジスト、ケン・チュン氏は「中国人の海外旅行者が急増するとの見込みから、中国人の海外での消費が欧米にインフレを一段と根付かせることが想起され、欧米の通貨が27日に値上がりする結果になった」と説明した。

中国本土の人民元は1ドル=6.9610元で取引を開始し、中盤時点は6.9747元と、前日終値比146ポイント元安。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準値(中間値)を前日より元安の6.9681元で設定していた。

オフショア人民元は6.9694元。

ゴールドマン・サックスは27日の調査ノートで、中国の1日当たりのコロナ感染者数は12月下旬か1月にピークを打つと予想。2023年の中国の国内総生産(GDP)成長率は5.2%と見込んでいる。

「中国の経済再開は(本土市場の人民元)にとってプラス材料と引き続き考えており、23年の成長回復見通しがモノ・サービス貿易収支の悪化といった好ましくない材料を打ち消す可能性がある」とし、今後12カ月の予想は6.90元を維持した。

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