[東京 18日 ロイター] - <住友生命保険運用企画部 エコノミスト 武藤弘明氏>
展望リポートで想定通り物価見通しが2%近くに上方修正され、将来的な物価観が変わってきている。予想上昇率も上がってきているというコメントも付されており、新総裁の下では早い段階でYCC(長短金利操作)撤廃も含め政策見直しがあるのではないか。
正副総裁人事を2月10日ごろ国会提示という観測報道があり、3月は(現体制が)レームダック化する可能性がある。マーケットの焦点も新総裁、新しい執行部の下での政策運営に当たってくる中で、3月は政策修正はやらないのではないか。ただ副作用の点検などをアナウンスしてくる可能性はあるとみている。
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