[16日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は16日、連邦準備理事会(FRB)の一連の利上げで経済が減速した結果、リセッション(景気後退)入りする可能性はあるとの認識を示した。ただ、自身の基本シナリオではなく、FRBとしてもそれを望んでいないと述べた。
「リセッションは前向きな結果ではないが、起きる可能性はある」と語った。「緩やかなリセッションに陥る可能性は否定できない。自分の予測に織り込んではいないが、成長率がトレンドを大きく下回っている状況では、それほど大きな負のショックは必要にならない」とした。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」