［香港 １７日 ロイター］ - 中国・香港株式市場は下落して前場を終えた。
一部のテクノロジー株が下げを主導した。堅調な米経済指標を受け、中国人民銀行（中央
銀行）が景気支援に向けた追加緩和策の導入を遅らせる可能性が懸念された。
上海総合指数前場終値は５．２０９７ポイント（０．１６％）安の３２４３
．８１９８。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業３００銘柄で構成するＣＳＩ３００指数
前場終値は１９．７７７ポイント（０．４８％）安の４０７３．７１１。
香港株式市場のハンセン指数前場終値は１２１．３７ポイント（０．５８％）
安の２万０８６６．３０。
ハンセン中国企業株指数（Ｈ株指数）前場終値は３８．９４ポイント（０．
５５％）安の７０５１．０１。
１月の米卸売物価指数（ＰＰＩ）は前月比０．７％上昇し、伸び率は昨年６月以来最
大となった。
光大証券国際の証券ストラテジスト、ケニー・ング氏は「今週先に発表されたＣＰＩ
がインフレの根強さを示したのに加え、ＰＰＩも予想を上回る伸びとなり、香港・中国市
場を圧迫している」と指摘。
「米国の利上げが長期化すれば、米中の金利差が拡大して資金流出につながることか
ら人民銀の追加緩和余地が狭まるとの懸念がある」と語った。
中国の投資銀行、華興資本は香港市場で２６．５％下落し、過去最安値を
付けた。同社は包凡会長と連絡が取れないと明らかにした。
中国 前場終値 前日比 ％ 始値
上海総合指数 3,243.8198 - 5.2097 - 0.16 3,244.7325
前営業日終値 3,249.0295
ＣＳＩ３００指数<.CSI3 4,073.711 - 19.777 - 0.48 4,086.224
00>
前営業日終値 4,093.488
香港 前場終値 前日比 ％ 始値
ハンセン指数 20,866.30 - 121.37 - 0.58 20,958.63
前営業日終値 20,987.67
ハンセン中国株指数< 7,051.01 - 38.94 - 0.55 7,086.20
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前営業日終値 7,089.95
(リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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