(中国外務省報道官の発言を追加しました)
[ローマ 17日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は、ロシアのウクライナ侵攻開始から1年となるのに合わせて平和演説する。イタリアのタヤーニ外相が17日、中国外交トップである王毅氏の話として伊ラジオRAIに明らかにした。
タヤーニ氏は前日に王氏とローマで会談している。
会談では、中国が全ての力を使い、ロシアが和平交渉のテーブルについて戦争を終わらせるよう説得を求めたという。
また、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」についてタヤーニ氏は、政府による問題の評価作業が続いており、「適切な時期に」対応を決定すると述べた。イタリアは2019年、主要先進国で初めて同構想に調印した。
中国外務省の汪文斌報道官は定例会見で、タヤーニ外相の発言に関する質問に、情報は提供できないとした上で、「ウクライナ情勢に対する中国の立場は一貫しており明確だ」と述べた。
※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」