[ベンガルール 20日 ロイター] - 序盤のインド株式市場は方向感に欠け る展開となった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ長期化懸念に加え、北朝鮮の弾道 ミサイル発射で地政学的な緊張が高まったことから、地合いが軟化した。 現地時間午前10時1分(日本時間午後1時31分)時点で、NSE指数(ナショナ ル証券取引所に上場する50銘柄で構成)は0.26%高の1万7989.55。SEN SEX指数(BSE=ボンベイ証券取引所に上場する30銘柄で構成)は0.41%高の 6万1252.99。 主要業種別の13指数のうち、1%近く下げた製薬株指数を含む6指数が下落した。 製薬株指数で2番目に比重の大きいシプラは約7%安と、およそ7カ月ぶりの 安値。NSE指数で最も下げがきつかった。 食品事業の売却で合意した消費財大手ヒンドゥスタン・ユニリーバは約1% 高。 1月の米輸出物価が上昇したことで、FRBによる今後の利上げに対する警戒感がく すぶっている。市場は利上げに関する手掛かりを得ようと、22日に公表される米連邦公 開市場委員会(FOMC)議事要旨を注目している。 インド 日本時間14時29 前日比 % 始値 分 SENSEX指数< 61,121.57 + 119.00 + 0.20 61,112.84 .BSESN> 前営業日終値 61,002.57 日本時間14時29 前日比 % 始値 分 NSE指数 17,960.65 + 16.45 + 0.09 17,965.55 前営業日終値 17,944.20 (取引時間中のリポートの表は最新の数値です。文章とは一致しない場合があります)
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