[22日 ロイター] - ロンドン株式市場は続落して取引を 終えた。利上げ長期化への懸念でリスク選好が後退したほか、資源大手 リオ・ティントの決算内容を失望した売りも相場を圧迫した。 リオ・ティントは3.6%下落。2022年通期決算が3 8%の減益だったことや、大幅な減配を発表したことが嫌気された。 金属価格の値下がりを受けて、FTSE350種鉱業株指数<.FTNMX551 020>は2.58%下落した。 投資家は、22日に公表される1月31─2月1日開催の米連邦公 開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目している。 S&Pグローバル/CIPSが前日発表した2月の英総合購買担当 者景気指数(PMI)が予想以上に改善したことから、イングランド銀 行(英中央銀行)による利上げへの懸念も広がった。 インタラクティブ・インベスターの投資責任者、ビクトリア・スカ ラー氏は「中央銀行が引き続き物価水準を抑えようとしているため、イ ンフレと金利が今後数カ月の値動きの主な決定要因になるだろう」と述 べた。 中型株で構成するFTSE250種指数は0.86%安。 映画館運営のシネワールド・グループは10.3%と急落。4 0件の拘束力のない買収提案を受けたが、英国と米国資産、および60 億ドル近くの担保付き債務に対する入札はなかったと報じられたことが 嫌気された。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7930.63 -47.12 -0.59 7977.75 (ーからご覧ください)
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