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対韓輸出管理、政策対話では実効性を見極め=西村経産相

西村康稔経済産業相は7日の閣議後会見で、韓国向け輸出管理厳格化の解除に向けた同国との協議再開に関して、「韓国側の審査体制など輸出管理の実効性について確認し、姿勢を見極めていく」と述べた。資料写真、2020年7月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

[東京 7日 ロイター] - 西村康稔経済産業相は7日の閣議後会見で、韓国向け輸出管理厳格化の解除に向けた同国との協議再開に関して、「韓国側の審査体制など輸出管理の実効性について確認し、姿勢を見極めていく」と述べた。

西村経産相は、韓国から世界貿易機関(WTO)の紛争解決手続き中断の意思が示されたため、政策対話を再開する環境が整ったと判断したと説明。「(元徴用工)問題とは全く次元の異なる問題」との考えを改めて強調した。

政策対話の開催時期や方法などは現時点では未定という。

日本は19年7月、韓国に対し半導体関連素材であるフッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の3品目の輸出管理を強化した。輸出管理上のカテゴリーも見直し、手続き簡素化の対象国である「ホワイト国」(現グループA)から韓国を除外した。

韓国側はこれに強く反発し、同年9月には日本側の措置が不当だとしてWTOに提訴していた。

経産省は6日、日本が韓国向けの輸出管理を強化した19年7月の措置について、それ以前の状態に戻すため日韓の協議を速やかに行っていくと発表した。

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