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欧州株式市場=下落、FRB議長のタカ派発言で利上げ懸念高まる

    [7日 ロイター] - 欧州株式市場は下落して取引を終えた。米
連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長のタカ派発言を受け、今月後
半のFRBの連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%ポイントの
利上げを決定されるとの観測が強まったことが売りを誘った。
    STOXX欧州600種不動産株指数は2.33%、テク
ノロジー株指数は1.77%それぞれ下げた。資源株指数<.SXP
P>は2.51%安。
    パウエル氏は上院銀行委員会での証言で、政策金利を従来の想定以
上に引き上げる必要がある可能性に言及。入手される情報によってイン
フレ抑制に向け一段の厳しい措置が必要と示されれば、より強力な措置
を講じる用意があると表明した。
    プルリミ・ウェルスの最高投資責任者(CIO)、パトリック・ア
ームストロング氏は「市場は金利の見通しを見直している」と指摘し、
「今年に入って世界的に経済はかなり回復力を示している。成長にとっ
ては良いニュースだが、全ての中央銀行が直面しているインフレ圧力に
は悪いニュースだ」と語った。
    欧州中央銀行(ECB)の調査によると、1月のユーロ圏消費者の
インフレ期待は低下したが、賃金上昇率の見通しは上振れが続いている
。賃金上昇がインフレ抑制の妨げになるとの懸念が強まる可能性がある
。
    ドイツの食材宅配サービス会社ハローフレッシュは10
.2%と急落。2023年通期の利益見通しが予想を下回ったのが嫌気
された。
    一方、ドイツの食品加工機器メーカーGEAグループは
3.7%高。22年通期決算の利益が予想を上回ったことが好感された
。
 <株式指数>               終値   前日比     %   前営業日  コード
                                                       終値  
 STOXX欧州600種   460.60    -3.58  -0.77     464.18          
 FTSEユーロファース  1816.00   -14.05  -0.77    1830.05          
 ト300種                                                  
 ユーロSTOXX50種  4278.96   -34.82  -0.81    4313.78  <.STOXX50E
                                                             >
 

    
 (ーからご覧ください)
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