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米銀破綻、日本の金融システムに重大影響の可能性高くない=官房長官

松野博一官房長官は13日午前の記者会見で、10日の米シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻について、「現在、日本の金融機関については総じて充実した流動性と資本基盤を維持しており、現時点で今回の破綻が日本の金融システムの安定に重大な影響を及ぼす可能性は高くない」との考えを示した。資料写真、2021年10月撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 13日 ロイター] - 松野博一官房長官は13日午前の記者会見で、10日の米シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻について、「現在、日本の金融機関については総じて充実した流動性と資本基盤を維持しており、現時点で今回の破綻が日本の金融システムの安定に重大な影響を及ぼす可能性は高くない」との考えを示した。

その上で「政府として、今後の国内外の経済・金融市場の動向や日本の金融機関に与える影響等について注視していく」と述べた。

松野官房長官はまた、イランとサウジアラビアが10日に2カ月以内の外交関係再開で合意したことについて、「中東地域の平和と安定化に向けた前向きな動きとして歓迎する」と評価した。

日本としても中東地域諸国との長年の友好関係を生かし、中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向けて積極的な外交努力を行なってきたとし、「今後もこうした取り組みを継続するとともに両国間の関係正常化に向けた具体的な動きを注視していく」と述べた。

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