[東京 17日 ロイター] - 大成建設が大幅に続落している。同社は16日、札幌支店が施工中の建物工事(エヌ・ティ・ティ都市開発が発注)について、鉄骨関連で発注者と定めた品質基準を満たさない精度不良が発生したと発表し、嫌気する動きが先行した。株価は一時8%安に下落し、午前9時35分時点でプライム市場の下落率3位。
工期を2年4カ月延ばす必要が生じ、是正工事に関して原価の増加が見込まれるという。建築部門責任者らから辞任の申し出があり、3月末で辞任すると併せて発表した。
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