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シドニー外為・債券市場=豪ドルとNZドル横ばい、利上げ観測後退で様子見

[シドニー 17日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが対米ドルでほぼ横ばい。銀行セクターを巡る混乱を受けた追加利上げ観測の後退から債券価格が大幅に上昇したことから、投資家は様子見姿勢を取っている。

米当局が新たに別の銀行の支援策を発表したことを受け、17日の豪債券市場はやや軟化したものの、3年債先物は週間では依然として30ティック高。豪3年債利回りは3.02%と、3月の最高水準である3.65%を下回っている。

野村のエコノミスト、アンドリュー・ティスハースト氏はオーストラリア準備銀行(中央銀行)の政策について「4月と5月に25ベーシスポイント(bp)の利上げを実施するという自社予想に変更はないが、リスクは明らかに下方に傾いており、中銀が望めば利上げを停止することは容易に可能だと考えている」と述べた。

豪ドル/米ドルは0.6662米ドル近辺で推移。週間では1.2%高。最近付けた4カ月ぶりの安値(0.6565米ドル)から遠ざかっている。0.6715米ドルに強力な抵抗線がある。

NZドル/米ドルは0.6202米ドル付近。週間では1.1%高。最近付けた安値の0.6086米ドルから反発している。抵抗線は0.6265米ドル。

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