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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル底堅い、FRB議長発言受け

[シドニー 22日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは底堅い展開。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の予想外なハト派発言を受け、米ドルに売りが出た。

豪ドルは1豪ドル=0.6653米ドルでほぼ変わらず。先週末は0.4%高の0.6675米ドルまで上昇した。ただ、今年の安値0.6573米ドルが視野に入っており、21日移動平均線の0.6675米ドルが上値抵抗線となっている。

NZドルは0.2%高の1NZドル=0.6287米ドル。先週末は0.8%高の0.6304米ドルと、10日ぶりの高値まで上昇した。下値支持線は200日移動平均線(0.6156米ドル)。

市場の関心は、米債務上限問題を巡るバイデン大統領とマッカーシー下院議長の22日の会談に集まっている。

NZ準備銀行(中央銀行)の24日の政策決定も注目材料。先物市場は40%の確率で政策金利が50ベーシスポイント(bp)引き上げられ、中銀の予想を上回る5.75%になると予想している。

TDセキュリティーズのシニアストラテジストは、利上げの最終到達点の予想を5.5%から6%に引き上げた。財政刺激や移民流入拡大で物価が上振れすると指摘している。

NZの2年物スワップ金利は一時5.5%と、2カ月半ぶりの高水準まで上昇。その後5.425%に低下した。

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