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中南米金融市場=ブラジルレアル利下げ観測で急落

[25日 ロイター] - 中南米金融市場ではドル高を背景に、ブラジルレアルを中心に通貨が下落した。

ブラジルレアルは1.7%下落し、3週間ぶり安値を更新。経済指標で5月初旬も物価圧力の低下が続いたことが示され、ブラジル中央銀行に対する利下げ圧力が高まった。

Abrdnの新興国現地通貨建て債券担当のキエラン・カーティス氏は「ブラジルのインフレ率はかなり急速に低下している。基調インフレ率はそれほど下げていないものの、他の国よりも急速に低下している。こうした中、ブラジルの政策金利は主要新興国の中で最も高い水準にある」と述べた。

チリペソは0.3%下落し、1カ月ぶり安値を更新。銅価格の上昇にもかかわらず、3営業日連続で下落した。

メキシコペソは原油安が重しとなり0.4%安。

MSCI中南米通貨指数は1%安。中南米株価指数は0.3%安。ブラジルのボベスパ指数が1.2%上昇したことで、全体の下げが緩和された。 (新興国市場サマリー)

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