[上海 26日 ロイター] - 中国株式市場は続落して前場の取引を終えた。 好調な業績見通しを発表した米半導体大手エヌビディアの急上昇を受けて半導体株が買わ れたが、米中関係の緊張が意識されて慎重ムードが広がった。 上海総合指数前場終値は4.3737ポイント(0.14%)安の3196 .8868。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 前場終値は15.773ポイント(0.41%)安の3834.727。 香港市場は祝日のため休場。 米国務省は25日、中国が米国の石油・ガスパイプラインや鉄道システムなどの重要 インフラに対してサイバー攻撃を仕掛ける能力があると警告した。 一方、米国のレモンド商務長官と中国の王文濤商務相は25日、ワシントンで会談し 、通商政策や投資を巡り互いに懸念を表明した。 中国株は業種ごとに高安まちまちの展開。半導体の好調が目立ち、上海証券取引所の 「科創板」半導体指数は2.9%上昇し、恒爍半導体は20%急 騰して過去最高値を記録した。 中国 前場終値 前日比 % 始値 上海総合指数 3,196.8868 - 4.3737 - 0.14 3,198.8825 前営業日終値 3,201.2605 CSI300指数<.CSI3 3,834.727 - 15.773 - 0.41 3,848.417 00> 前営業日終値 3,850.500 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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