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米助言会社グラスルイス、トヨタ会長の取締役選任議案に反対を推奨

[東京 26日 ロイター] - 米議決権行使助言会社グラスルイスは26日までに、トヨタ自動車の豊田章男会長の取締役選任議案に反対するよう株主に推奨した。

グラスルイスは「独立取締役の人数が不十分で、取締役会の客観性・独立性・適切に監視する能力には重大な懸念がある」と指摘。その責任を負う取締役会議長としての豊田氏の選任に反対するとしている。

グラスルイスはまた、監査役候補についても「独立した監査役の数が不十分で、適切な監査の役割を果たす能力に懸念がある」とし、小倉克幸氏、酒井竜児氏、白根武史氏の3人の選任に反対するよう株主に助言した。

小倉氏は現在、トヨタの常勤監査役で、トヨタグループの愛知製鋼の監査役も兼務している。白根氏はトヨタグループでトヨタ車を生産するトヨタ自動車東日本の元会長。酒井氏はトヨタと取引関係にある長島・大野・常松法律事務所所属の弁護士。

トヨタのコメントは現時点で得られていない。

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