[北京 14日 ロイター] - 中国南西部四川省の省都、成都市は14日、新型コロナウイルス流行の収束に伴い、感染拡大抑制に向け導入していたロックダウン(都市封鎖)措置を全域で解除すると発表した。
15日から公共交通機関や生産活動などが再開される。一方、学校やインターネットカフェ、事務、プール、図書館などは引き続き閉鎖される。
成都からの不要不急の移動は自粛するよう勧告され、成都を離れる必要がある場合は出発24時間以内に受けたコロナ検査の陰性証明提示が求められる。
成都は1日、住民2120万人を対象にロックダウン(都市封鎖)を導入。一部地域では8日に解除されたものの、なお感染拡大リスクがあるとして、市内のほぼ全域で延長されていた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」