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G7、ロシア産石油の価格上限で1バレル65─70ドル検討=外交筋

主要7カ国(G7)はロシア産石油の価格上限について1バレル当たり65─70ドルで設定することを検討している。ロシアで2018年2月撮影(2022年 ロイター/Vladimir Soldatkin)

[ブリュッセル 23日 ロイター] - 主要7カ国(G7)はロシア産石油の価格上限について1バレル当たり65─70ドルで設定することを検討している。欧州連合(EU)外交筋が23日に述べた。

G7とEU、オーストラリアはロシア産石油の海上輸出に対する価格上限を12月5日から導入する予定。

EU外交筋は「G7は1バレル当たり65─70ドルの価格帯を検討しているようだ」と指摘。ポーランド、リトアニア、エストニアは生産コストでの価格設定を望んでいるため、この上限価格は高すぎると考えている一方、キプロス、ギリシャ、マルタは船籍を巡るリスクから上限価格が低すぎると見ているため、G7は適した妥協点を見つけたかも知れないとした。

報道を受け、北海ブレント先物は87.30ドルから86.54ドルに下落。ロシアのウラル原油は1バレル=68ドル前後とすでに検討されている上限価格範囲内で取引されている。

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