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バーゼルIII、7日に最終合意の可能性=仏中銀総裁
December 4, 2017 / 6:48 AM / 14 days ago

バーゼルIII、7日に最終合意の可能性=仏中銀総裁

[東京 4日 ロイター] - フランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁は4日、金融危機の再来防止に向けた新たな自己資本比率規制「バーゼルIII」について、7日に最終的な合意に達する可能性があるとの見通しを示し、妥協案を受け入れる用意があることを示唆した。

フランスはバーゼルIII承認の鍵を握っているが、関係筋はこれまでに、上位機関の中央銀行総裁・銀行監督当局長官グループ(GHOS)は非公式な合意がない限り、7日にフランクフルトで予定される会合を開催しない意向だと明らかにしていた。

ビルロワドガロー総裁は、早稲田大学での講演で「われわれは7日のGHOS会合で公正かつ妥当な合意をまとめようとしていると私は確信している」と語った。

バーゼルIIIは大部分がすでに導入され、何度も最終的な合意に近づいてきたが、今週ようやく最終合意にこぎつけることになれば、金融規制の国際統一に向けた数年にわたる取り組みが決着を迎える。

同総裁は、これからの重要な課題は合意内容を実行に移すことと規制を後退させないようにすることだと指摘。

「一方的な規制緩和は、世界の金融システムの安定に深刻な結果を伴う、双方にマイナスのシナリオに他ならない。次の金融危機への道を開き、米国、日本、欧州の銀行にとって厳しい競争環境をもたらすことになる」と警告した。

今週妥協が見込まれているのは、内部モデル手法による資産リスクの計測結果が、標準的手法をどの程度まで下回ることを許容するか定めるアウトプットフロア(資本フロア)に関してだ。

フランスや一部の国はこの導入に難色を示していたが、関係筋によると、長期にわたる段階的導入期間を設けることでこれらの国の懸念に対応するという。

ビルロワドガロー総裁は、国際貿易に対する最大のリスクは保護主義の高まりだと指摘。「われわれ欧州と日本はカナダや他国と協力して、一般的に尊重される規則と多国間制度に基づく国際経済関係を断固として守らなければならない」と呼び掛けた。

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