May 17, 2019 / 6:35 AM / 2 months ago

日産、西川社長続投へ JXTG木村相談役が新取締役候補に

[東京 17日 ロイター] - 日産自動車は17日、6月下旬の定時株主総会に諮る取締役候補11人を発表した。西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)は引き続き取締役とし、経営トップを続ける方針。企業連合を組む筆頭株主の仏ルノーからは、すでに決まっているジャンドミニク・スナール会長に加え、ティエリー・ボロレCEOを取締役として迎える。

日産からの取締役候補は、西川氏のほか、16日付で最高執行責任者(COO)に就いた山内康裕氏。元みずほ信託銀行副社長で日産の常勤監査役である永井素夫氏も取締役候補となる。元COOの志賀俊之氏は取締役から退任する。

コーポレート・ガバナンス(企業統治)の機能を強化し、外部による監視体制を強めるため、社外取締役は従来の3人から増やした。

JXTGホールディングス相談役の木村康氏、日本ミシュランタイヤ会長のベルナール・デルマス氏、ソニー・インタラクティブエンタテインメントLLC会長のアンドリュー・ハウス氏、アシュリオン・ジャパン・ホールディングスのゼネラル・カウンセル(アジア地域)、ジェニファー・ロジャース氏が社外取締役候補として選出された。

経済産業省出身で日本エネルギー経済研究所所長の豊田正和氏、カーレーサーの井原慶子氏も社外取締役を続投する。

取締役会議長に就く社外取締役として、経団連の前会長、榊原定征氏の起用も検討したが、最終的に見送られた。

関係者によると、ボロレ氏の取締役起用の背景には、ルノーからの強い要請があった。取締役会副議長への就任が内定しているスナール会長と2人で取締役を務めることで、ルノーの収益拡大やルノーとの経営統合をにらみ、日産の経営に関与する姿勢を強める狙いがありそうだ。

西川社長を巡っては、カルロス・ゴーン前会長の下で社長を務めていながら不正を許してきたことに対する責任を問う声があるほか、社内での求心力低下も懸念されている。ルノー側も経営統合に反対している西川社長の続投には難色を示していたが、低迷する業績の回復を優先すべく、当面の措置として続投となった。

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