[28日 ロイター] - 大手格付け会社フィッチ・レーティンングスは28日、中国の格付けを「A+」に据え置き、見通しは安定的とした。
フィッチは中国経済について、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)からの回復が成熟段階に入ったとの見解を示した。2021年の国内総生産(GDP)伸び率を8.4%、22年を5.5%と予想した。
25日には、S&Pグローバル・レーティングスが、中国の格付けを「A+/A-1」に据え置いたと発表。中国が今後数年間、他の中所得国と比べて平均を上回る経済成長を維持する公算が大きいとの見方を示した。
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