[東京 14日 ロイター] - 日立製作所は14日、子会社の建設機械メーカー、日立建機の株式の約半分を売却すると発表した。保有する51%の株式のうち、26%を伊藤忠商事と国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)に売却する。譲渡額は約1824億円。6月の取引完了を目指す。
日立は2023年3月期の連結決算に事業再編等利益として約770億円を、個別決算に株式売却益1500億円を計上する。
特別目的会社(SPC)を設立し、伊藤忠とJIPが折半出資。このSPCが日立建機株26%を取得し、筆頭株主となる見込み。
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