[東京 27日 ロイター] - ソニーグループとパナソニックホールディングスの有機EL事業を統合して設立されたJOLED(東京都千代田区)は27日、東京地方裁判所に民事再生手続き開始の申し立てを行ったと発表した。
JOLEDが培った有機発光ダイオード(OLED)ディスプレーの技術や知的財産権を継承することなどで、ジャパンディスプレイと基本合意した。継承事業以外のJOLEDの事業の清算なども支援する。
ジャパンディスプレイはJOLEDの設立時に株式15%を取得したが、2020年3月に全株式を譲渡し、現在は資本関係がない。
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