[7日 ロイター] 国際サッカー連盟(FIFA)は、1日にエジプト北部ポートサイドのサッカー場で起きた暴動の犠牲者遺族に対し、25万ドル(約1900万円)の弔慰金を寄付すると発表した。
FIFAのゼップ・ブラッター会長は声明で「あの悲劇が起きた日が、サッカーにとって暗黒の日になったと私は話した。今でも非常にショックを受けている。犠牲者の多くはまだ若かった」とコメント。
そして、「犠牲者らは家族を支える重要な存在だったし、今彼らの家族は助けを必要としている。FIFAを含むサッカーコミュニティーはエジプトの兄弟、姉妹を支えなければいけない」と語り、遺族を支援する考えを示した。
1日に起きた暴動では、パニックになった観衆によって押しつぶされたり、競技場のポーチから転落したりするなどして74人が死亡、1000人以上が負傷した。
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