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恋人たちのバレンタインデー、キスの起源は「におい嗅ぐ挨拶」

2月13日、バレンタインデーには、恋人たちがキスをする光景に出くわすことがあるが、キスという行為は人間の行動の中でも、最も不思議なものの1つだ。ロシアで撮影(2012年 ロイター/Eduard Korniyenko)

[サンアントニオ 13日 ロイター] バレンタインデーの14日には、恋人たちがキスをする光景に出くわすことがあるが、キスという行為は人間の行動の中でも、最も不思議なものの1つだ。

専門家によるとキスの起源は、何世紀も前に、人間がお互いを理解するために、においを嗅いでいたことにあるという。「なぜ人はキスをするのか?」の著者シェリル・カーシェンバウム氏は、人間関係を築く上で、においが何よりも重要だったと指摘。相手の気分や、健康状態、社会的なステータスを、においで判断していたとされている。

カーシェンバウム氏によると、かつてにおいを嗅ぐ挨拶が多く存在していた。相手の顔に自分の鼻を擦り付けていたのが、時を経て、唇どうしを擦り付けるようになり、挨拶の形が生まれたという。

また、ロマンチックな感情表現としてのキスは、インドだと言われている。紀元前1000年頃に記された叙事詩マハーバーラタに、「彼女は自分の口を私の口に重ね、私を恍惚(こうこつ)へと導く音を立てた」という記述が見られる。

一方、日本では、米国人によってキスが紹介された19世紀当時、不快なものとして認識されていた。1920年代にロダンの彫刻作品「接吻」が東京で展示された際には、彫刻がすだれで隠されたほか、第2次世界大戦後の占領下の日本では、ハリウッド映画はキスシーンが削除された上で上映されていた。

米シカゴのカウンセラー、ジェフリー・サンバー氏は、今日のキスには多くの意味が含まれていると話す。同氏は「キスが体と体のコミュニケーション」であるとした上で、「言葉と行動をつなぐ橋だ」と表現した。

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