[マイアミ 30日 ロイター] テニスのソニー・オープンは30日、米フロリダ州キービスケーンで女子シングルス決勝を行い、第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)が第3シードのマリア・シャラポワ(ロシア)を4─6、6─3、6─0で下し、女子シングルスでは同大会史上最多となる6回目の優勝を果たした。
オープン化以降、同一大会の女子シングルスで6回優勝したのはセリーナが4人目。マルチナ・ナブラチロワ、クリス・エバート(ともに米国)とシュテフィ・グラフ(ドイツ)に並んだ。
世界ランク1位のセリーナは、同2位のシャラポワ戦では11連勝。直接対決では2004年に2回敗れて以降、負けていない。
セリーナは「マリアのプレーはこれまでで一番良かったし、彼女は素晴らしい動きをしていた。自分自身は最高の状態ではなかったから、勝てたのが不思議」とコメント。
同大会の決勝では5戦全敗となったシャラポワは「チャンスはあった」と悔やみながらも、「いつか必ず彼女に勝てると信じている」と述べた。
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