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ユーロ圏インフレ率、6月は前年比+1.9%に鈍化

6月30日、 欧州連合(EU)統計局が発表した6月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年比1.9%上昇となり、5月の2.0%上昇から鈍化した。ローマで2020年11月撮影(2021年 ロイター/Guglielmo Mangiapane )

[フランクフルト 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した6月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年比1.9%上昇となり、5月の2.0%上昇から鈍化した。

ロイターがまとめた市場予想と一致し、欧州中央銀行(ECB)の目標である「2%を下回るが2%に近い水準」と一致した。

変動の激しい食品とエネルギーを除く6月のコアインフレ率は0.9%と、市場予想と一致。食品とエネルギーに加えてアルコールとたばこも除外したインフレ率は、1.0%から0.9%に鈍化した。

消費者物価指数は今年、上昇率が加速しているが、原油高やドイツの増税、新型コロナウイルス流行に伴う統計上の影響など、一時的な要因が大半だ。

ECBの予測によると、こうした要因を受けて、インフレ率は年末にかけて2.5%を超える水準に上昇する可能性が高い。

ただ、ECBは政策対応が必要になるタイプのインフレではないと明言しており、利上げは実施せず、今後数年間、超低金利が続くとみられている。

コモディティー価格は値上がりしているものの、基調的なインフレ率は低く、サービス価格や耐久財価格の伸び悩みは続いている。

賃金の伸びも低く、ECBは今年の物価上昇を重視しないとみられている。

ECBは、2022年と2023年のインフレ率が目標を大幅に下回ると予想している。

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