[ジャカルタ 17日 ロイター] - インドネシア銀行(中央銀行)は17日、主要政策金利の7日物リバースレポ金利を史上最低水準の3.50%に据え置いた。
据え置きは4会合連続。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、緩和的な金融政策を維持した。海外の不透明要因を踏まえ、金融市場の安定も目指す。
ロイター調査では、エコノミスト26人全員が据え置きを予想していた。
翌日物預金ファシリティー金利と貸出ファシリティー金利も、それぞれ2.75%、4.25%に据え置いた。
中銀は新型コロナウイルス危機からの回復を促すため、2020年以降、計150ベーシスポイント(bp)の利下げを実施。570億ドル以上の流動性を金融システムに供給し、融資規制も緩和している。
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