for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

スペイン国王がアフリカでゾウ狩り=厳しい批判噴出

スペインのフアン・カルロス国王(右)とソフィア王妃(2012年4月8日、スペイン・パルマデマヨルカ)

 【マドリード16日ロイター時事】世界自然保護基金(WWF)スペインの名誉総裁を務めるフアン・カルロス国王(74)がアフリカにゾウ狩りに行ったことが明るみに出て、数万人の動物保護活動家らが名誉総裁職からの退任を要求している。

 国王はアフリカのボツワナにゾウ狩りに出かけたが、同地で転倒して腰の骨を折り、先週治療のためマドリードに戻った時に明るみに出た。動物保護活動家は国王が入院している病院の前でデモを行う計画だ。

 WWFスペインは、国王のゾウ狩り旅行に対する活動家らの怒りを伝えるために当局者に会わせるよう王室に求める書簡を出した。ただ、WWFスペインは、名誉総裁からの辞職は要求していない。

 WWFスペインのフアン・カルロス・デルオルモ事務局長は書簡で、「われわれは表明されている懸念と、この叫びがWWFの信頼とゾウなどの種を保護するために行ってきた過去50年間の苦しい活動に及ぼすダメージを真剣に受け止めている」と書いている。ロイター通信は書簡の写しを入手した。

 同事務局長はまた、交流サイトでも国王批判と名誉総裁辞任を求める声が強まっている、と指摘した。

 動物保護活動家ばかりでなく、メディアや政治家も、同国の失業率が高く、緊縮財政を敷いている中で、国王が外国旅行で無駄遣いをしていると批判しており、国王に謝罪やフェリペ王子への王位継承を求めるコメンテーターさえ出てきた。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up