May 9, 2012 / 8:01 AM / 7 years ago

地球の気温は52年までに2度上昇=ローマクラブ

暑さを避けて木陰で釣りをする人とローラーブレードで遊ぶ人(2011年7月18日、米ミネソタ州ミネアポリス)

【ロンドン8日ロイター時事】スイスに本部を置くシンクタンク、ローマクラブは8日、世界各国の政府や産業界が気候変動に対して十分な措置を取る公算が小さいことから、地球の平均気温は2052年までに2度、80年までに2.8度上昇するとの予想を発表した。

 ノルウェー経営大学のランデルス教授が執筆した報告によると、世界の人口は42年に81億人でピークを迎え、先進国の経済成長率も予想を大幅に下回ると見られるものの、今世紀前半に気候変動に十分な対策が講じられないことから、後半には温暖化は危険な軌跡をたどることになるという。報告は「世界の森林と海洋が吸収してくれる量の倍の温室効果ガスが毎年排出されている。この状況は今後悪化して30年にピークを迎える」としている。

 ローマクラブは政治家やビジネスマン、科学者らをメンバーとして、成長の限界、資源の圧力、雇用などの諸問題を分析しており、特に成長の限界に関する1970年代の報告が注目されてから重要視されている。

 一方、英オックスフォード大学と米プリンストン大学は4月、世界の気温は50年までに1.4~3度上昇する公算が大きいとの研究結果を発表した。

 世界各国は10年、産業革命後の世界平均気温の上昇幅を2度以下に抑えるためには大幅な温室効果ガス削減をしなければならないとする点で意見の一致を見た。科学者は温度上昇がこれを超えると、気候が不安定になって異常気象が頻発すると警告しているが、上昇を2度以下に抑えるために十分な対策はまだ取られていない。

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