June 6, 2012 / 8:01 AM / 7 years ago

米オハイオ州、外来種動物所有の新規所有を禁止

事件後に動物園に保護されたヒョウ(コロンバス動物園提供)(2011年10月20日、米オハイオ州コロンバス)

【コロンバス(米オハイオ州)5日ロイター時事】米オハイオ州のケーシック知事は5日、外来種の危険な動物の新規所有を禁止する州法案に署名した。50頭を超す動物が逃げ出した昨年の事件を受けたもので、9月3日に施行される。同州は外来種の動物所有に関して何の規制もない数少ない州の一つだった。

 同州農村部のゼーンズビル近くで昨年10月、動物飼育場を持つ男性がおりの扉を開いたまま、銃で自殺する事件が起きた。ここからはライオンやトラ、ヒョウ、クマなど56頭が逃げ出して、地域住民の間にパニックが起きた。このうち49頭が射殺された。

 この事件のあと、州当局は動物所有を規制する法律の制定に動いた。法案は5月に州議会を通過していた。

 ケーシック知事は記者会見で、外来種動物に関する法律がなかったことは事件が起きた地域だけでなく、州全体の問題だったとし、「オハイオは開拓時代の西部そのものだった」と述べた。

 オハイオ州では今後、ライオンやトラ、ヒョウなどのネコ科の大型動物、クマ、それに一部の爬虫(はちゅう)類の新たな所有が禁止される。既に飼っている人は、(1)州の許可(2)責任保険への加入(3)一定のおりの設置-の条件を満たした場合にのみ、続けて飼うことが許される。

 法律策定までには、民間の動物所有者から内容が厳しすぎると反対の声が上がり、一方で動物保護活動家らは緩すぎると批判していた。議会は最終的に、小型のサルとキツネザルを規制リストから外すとともに、所有者に義務付けられる保険の支払額を低めるなど妥協を強いられた。

 全米人道協会(HSUS)のパセル会長は同法を支持し、昨年の事件が外来種動物と市民の安全の保護のための規則がほとんどない州にとって警告の役割を果たすことを期待していると述べた。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below