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温暖化で米西部の山火事急増、規模も拡大=研究報告

多数の山火事による煙が写る衛星写真(2012年9月15日)(米航空宇宙局提供)

 【サーモン(米アイダホ州)19日ロイター時事】気候変動を研究する米クライメート・セントラルが18日に発表したリポートによると、温暖化傾向が米国西部の森林での山火事の急増と規模拡大の一因になっている。米西部では大規模な山火事が今後、日常化する公算が大きいという。

 リポートによると、1年間に焼失面積1000エーカー(約405万平方メートル)を超える山火事が発生した平均件数は、アリゾナとアイダホの両州で1970年以来4倍近くに増えたほか、カリフォルニアとコロラドの両州と西部のその他6州で倍増した。

 このリポートは、米林野局が西部11州で管理する土地で発生した火災に関する42年間の記録を分析したもので、春夏の気温上昇の結果、山火事シーズンが早く始まって遅くまで続いているほか、山火事の規模が拡大したり頻発したりしていると指摘した。

 調査対象には焼失面積が1万エーカー(約4047万平方メートル)を超える大規模火災も含まれている。リポートによると、過去10年の各年について米西部でこのような火災が発生した頻度を調べたところ、全ての年で1970年代の年間平均よりも7倍多かった。

 2012年度の山火事シーズン期間中、米西部で数人の命が奪われているほか、何百戸もの家屋が燃え、何千人もの住民が避難を余儀なくされている。またニューメキシコとオレゴンの両州では、発生件数が過去最高を記録している。

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