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米国の干ばつ、中部や南部で若干改善

干ばつで育たないトウモロコシ(2012年9月6日、米ウィスコンシン州ベルビー近郊)

 【20日ロイター時事】米農務省と専門家による「干ばつ監視」は20日、18日までの1週間に米国の干ばつは中西部北部とグレートプレーンズ北部で拡大したが、一部の中部と南部地方では緩和された。同国の干ばつは過去50年で最悪の状態となっている。

 週間報告によると、干ばつの強さを示すレベルで少なくとも「中程度(moderate)」とされているのは65%近くで、前週の約64%を上回った。しかし、最高のレベルである「異常(exceptional)」に指定されているのは5.96%にとどまり、前週の6.23%から低下した。

 西部地域気候センターのデービッド・シメラル氏は「干ばつ監視の週報によると、中西部南部とグレートプレーンズ南部、それに南部の一部で状況が若干改善し、プレーンズ北部と中西部北部では乾燥パターンが続き、少し悪化した」と述べた。

 最もひどい影響を受けている地域の一つイリノイ、インディアナ両州の南部とケンタッキー州東部では、ハリケーン「アイザック」などの影響で過去1カ月に大量の雨が降って、状況が改善した。しかし、夏の干ばつで最悪の状態には陥らなかったミネソタ州とウィスコンシン州では、例年よりも気温が高く乾燥した天候になっている。

 全体としては、中西部の9州の「中程度」以上の地域は39.25%にとどまり、前週の40.80%を下回った。サウスダコタとノースダコタの両州では例年以下の降水量で「中程度」の干ばつ地域が広がったが、カンザス州南東部では雨が降って状況が改善した。

 ハイプレーンズで少なくとも「中程度」とされているのは82.81%で、前週の82.77%をわずかに上回った。ただ、「異常」は25.10%から23.71%に低下した。

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