September 14, 2007 / 4:20 AM / 10 years ago

アジア通貨動向(14日)=高利回り通貨のペソとルピアが対ドルで上昇

 [シンガポール 14日 ロイター] 14日午前のアジア通貨市場では、高利回り通貨のフィリピンペソとインドネシアルピアが対米ドルで上げ幅を拡大している。その他のアジア通貨は総じて小動き。

 ペソPHP=は前日終盤から約0.4%上昇し3週間ぶり高値となる1米ドル=46.3ペソをつけた。

 ルピアIDR=は1米ドル=9380ルピアと、0.20%上昇。1週ぶり高値をつけた。

 マニラのトレーダーは、ペソの上昇について「ドルが軟調になっていることが主な要因だろう。恐らく、一部でキャリートレードが復活しているとみられる」と語った。

 さらに「ドルが46.30ペソの水準を超えて下げれば、ドル売りの圧力はさらに高まるだろう」との見方を示した。

 アジア通貨の中で今年、インドルピーINR=INに次いで2番目に好調なパフォーマンスを示しているペソは、12日以降1.8%近く上昇している。

 

 米連邦準備理事会(FRB)の利下げは世界的な株高につながり、アジア通貨にもポジティブとの楽観論が台頭しているが、アナリストの多くは、金融市場の変動は続くとの警告を発している。

 クレジットクランチと米経済のリセッション懸念から、FRBは来週、フェデラルファンド(FF)金利を最低25ベーシスポイント引き下げると予想されている。 

 ドルは通貨バスケットに対し、約15年ぶり安値近辺で推移。市場では、米住宅市場の問題が実体経済に影響を与えるか手掛かりを探るため、14日発表予定の8月の米小売売上高が注目されている。

 マレーシアリンギMYR=は0.2%高の1米ドル=3.476リンギまで上昇。

 韓国ウォンKRW=は一時、1カ月ぶり高値の1米ドル=927.9ウォンまで上昇したが、韓国財務省当局者がウォンの大幅な上昇には介入する姿勢を示したことから、930ウォン台に反落している。

 *0250GMT(日本時間午前11時50分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。

 シンガポールドル   1.5122

 台湾ドル      33.091

 韓国ウォン      931.20

 タイバーツ       34.24

 フィリピンペソ 46.33

 インドネシアルピア 9389.00

 インドルピー     40.45

 マレーシアリンギ   3.4775

 人民元        7.5127

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