<RBCキャピタルマーケッツのシニアエコノミスト、SU-LIN ONG氏>
基調的な数字が問題で、それらはインフレがすでに3.0%上昇と豪準備銀行(RBA、中央銀行)の目標レンジの上限に達していることを示している。RBAは、重要なのはコア指数で、低めのバイアスがかかる総合指数ではないとしている。
過去1年半のパターンを考えると、基調インフレが高水準にあることで、RBAが11月の理事会で利上げすることが事実上確実となっている。現時点でより重要なのは、それ以降に金利をどれだけ引き上げるかということだ。市場は、2回、あるいは3回と続くことを織り込みにいくかもしれない。