[ニューヨーク 3日 ロイター] 差し押さえ対策の一環として財務省主導で設置された米非営利団体「ホープ・ナウ」によると、住宅金融機関は昨年7月以来、差し押さえに直面する借り手100万人以上に対して、新たな返済計画などの差し押さえ回避策を提供した。
「ホープ・ナウ」には住宅金融機関や債権回収会社などが参加している。約103万5000人が自宅差し押さえの回避措置を受けており、その数は差し押さえ物件の売却数の3倍以上に相当するという。
同団体は先月、住宅ローン返済が大幅に遅延している借り手に対して、ローン条件の改定のため、差し押さえ手続きを30日間猶予するガイドラインを発表。住宅ローンの借り手支援の強化に乗り出した。
同団体によると、昨年7月以来提供された差し押さえ回避措置のうち、27万8000件が金利変更の凍結などローン条件の改定だった。条件改定は、今年1月のサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)の差し押さえ回避措置の50%を占め、その割合は昨年第4・四半期の35%、第3・四半期の19%から上昇した。