August 25, 2008 / 8:30 AM / 10 years ago

再送:〔焦点〕米民主党オバマ氏がバイデン氏を副大統領候補に指名、マケイン氏への対抗姿勢強める

*本文の表現を一部修正して再送します。

 [デンバー 23日 ロイター] 米大統領選の民主党指名候補に確定しているオバマ上院議員は23日、副大統領候補に新顔ではなく経験豊富なジョセフ・バイデン上院議員を選んだ。自身の最大の弱点を補強し、共和党の指名候補に確定しているマケイン上院議員への対抗姿勢を強める現実的な選択によって支持層の拡大を目指す。

 デラウェア州選出のバイデン氏は65歳。現在、上院外交委員会の委員長を務めており、外交政策に明るく、オバマ氏が次期大統領として信任を得るには経験が浅過ぎるとするマケイン氏の批判に対応する役目が期待されている。

 多弁なことでも知られるバイデン氏は、一部の民主党議員の間でオバマ氏に欠ける資質として懸念されている論客としての一面も持ち合わせている。

 ヒラリー・クリントン上院議員の夫、ビル・クリントン前大統領の陣営で世論調査を担当した経験のある民主党顧問、ダグ・ショーエン氏は「オバマ氏は、国家安全保障面での溝や、マケイン氏への対抗姿勢を強化する必要性に気付き、最も早急に両面で自身をバックアップしてくれる候補を選んだ」と指摘した。

 バイデン氏はオバマ氏と2人そろって登場した初の集会の場で早くも激しいマケイン批判を展開し、繰り返しブッシュ米大統領とのつながりを強調してマケイン氏への対決姿勢を鮮明にした。

 バイデン氏は「われわれは国家として、こうした状況にまた4年間耐えることはできない。ブッシュ政策を95%支持している限り、米国を変えることはできない」と述べた。

 今回のオバマ氏の副大統領候補選択にはリスクも指摘されている。多くの共和党議員に加え、一部の民主党議員も、バイデン氏の失言壁がまた問題を引き起こす可能性があるのではないかとみている。

 同氏は、1988年の大統領選に出馬した際に英労働党党首の演説を盗用した疑いが浮上、撤退に追い込まれた。今回08年の大統領選では、オバマ氏を「明瞭で、聡明、クリーンだ」と評したことが人種差別的な発言だと受け取られ、批判を浴びた。

 共和党顧問のケビン・マッデン氏はバイデン氏について「彼の頭脳は『資産』と言えるが、発言は大いなる『負債』だ。後者が前者に勝るとき、必然的に民主党は問題を抱えることになるだろう」と指摘した。

 バイデン氏は、労働者階級出身のカトリック教徒。オバマ氏が票の取り込みに苦戦してきた2つの層に属している。

 

原文参照番号[nN23323822](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nN23323822]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

 (John Whitesides記者;翻訳 佐藤久仁子)

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