February 13, 2009 / 12:12 AM / 11 years ago

過去最大規模の米国債四半期入札、需要はまずまず・30年債はやや不調

 [ニューヨーク 12日 ロイター] 米財務省が今週実施した過去最大規模となる総額670億ドルの四半期定例入札(クオータリー・リファンディング)は、国内外の投資家からまずまずの需要を集めた。ただ、今後も大規模な国債発行が見込まれることから、投資家の間では供給過剰懸念が高まっている。

 米政府は、景気対策や金融安定化策の費用を賄うため、約2兆ドルの国債を発行する見通し。

 DAデービッドソンの債券トレーディング部門バイスプレジデント、メアリー・アン・ハーリー氏は「米国債市場は今後、大量の供給により問題に直面するとみている。かなりの規模だ。いったい誰が落札し、価格がどれぐらいの水準になるのかまったく分からない」と語った。

 財務省は今週、10日に320億ドルの3年債入札、11日に210億ドルの10年債入札、12日に140億ドルの30年債入札を行った。

 ハーリー氏は、3年債入札結果はまずまずだったが、30年債と10年債入札の需要は弱かったと指摘した。

 景気減速とデフレスパイラルの可能性をめぐる懸念が3年債入札を支援した一方、拡大する財政赤字やこうした政府の借り入れが最終的にインフレを誘発する可能性があるとの不安が期間の長い債券の入札への需要を圧迫した。

 実際、30年債の価格は入札後に下落した。

 ただ、約6兆ドルに上る発行済み米国債の約半分を保有する海外投資家からの需要が減退するとの懸念は、今週の入札を受けて後退したようだ。

 DRWトレーディング・グループの市場ストラテジスト、ルー・ブライエン氏は「海外投資家がドルの余剰資金を持っている限り、彼らは(米国債に)投資することを望むだろう。問題は、海外から米国への輸出が減少し、海外勢のドル資金が減ることだろう」と指摘した。

 

原文参照番号[nN12465899](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:n]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

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