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UPDATE1: これまでの利下げ効果を見極める方針=豪中銀議事録
2008年12月16日 / 02:01 / 9年後

UPDATE1: これまでの利下げ効果を見極める方針=豪中銀議事録

 [シドニー 16日 ロイター] オーストラリア準備銀行(豪中銀)が16日発表した12月の理事会議事録によると、理事会メンバーは、大幅利下げに加え、政府の補助金や豪ドル安が、経済への大きな刺激となり、今後の需要を支えるとの認識に達した。

 豪中銀は、これまでの大幅利下げが経済を支え、政策の「見極め期間」を与えてくれるとの考えを示し、同中銀による大幅緩和の動きが弱まる可能性を示唆した。

 議事録は、これまでの利下げ効果を夏にかけて見極める方針としている。

 豪中銀は今月2日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを1%ポイント引き下げ、4.25%とした。政策金利は6年ぶりの低水準となった。9月以降の利下げ幅は合計で3%ポイントに達した。

 同中銀は利下げ休止の可能性を示唆したが、金融市場では来年2月までに100ベーシスポイント(bp)前後の追加利下げが予想されている。

 中銀は通常1月に理事会を開かないが、市場は、スティーブンス総裁が権限を用いて理事会を召集し、1月に利下げが実施される可能性を織り込んでいる。

 しかし、議事録は、1月に理事会を開催しないことが12月に100bpの大幅利下げを決定した1つの理由であることを示しており、豪中銀が1月の理事会開催を急務とみていないことが示唆された。

 12月の大幅利下げはまた、世界の金融市場の混乱と世界的なリセッション(景気後退)懸念で大きく落ち込んでいる消費者と企業の信頼感を押し上げることも狙いだった。

 議事録は「理事会は、キャッシュレートと銀行の貸出金利の低下が、融資に関する貸し手と借り手の決断に顕著な効果を及ぼすのに十分大幅なものであることが必要だとの認識に達した」としている。

 また、インフレに関しては、信頼感の弱さや需要の低迷に加え、交易条件がオーストラリアに不利な方向に動いていることから、来年にかけて、鈍化するとの見通しを示した。

 豪中銀は、消費者物価指数(CPI)上昇率が来年半ばまでに2.5%以下の水準に減速すると予想している。ただ、基調インフレが、目標レンジ2―3%の中央値に低下するのは2011年半ばまでになる見通しとした。

 

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