July 8, 2009 / 12:05 AM / in 10 years

UPDATE1: 中国・ロシア・ブラジル、サミットで新準備通貨の段階的発展の必要性強調へ

 [ローマ 7日 ロイター] 中国、ロシア、ブラジルは、今週イタリアで開かれる主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)で、ドルに代わる新たな国際準備通貨について考える必要性を強調する見通し。

 8―10日に3日間の日程で行われる同サミットでは、為替に関する議論が声明で特に言及される可能性は低いとみられるものの、主要8カ国(G8)メンバーのロシアと新興5カ国(G5)メンバーのブラジルはいずれも、主要国首脳は為替に関する議論を取り上げるべきだとする中国の呼びかけに同調した。

 中国、インド、ブラジル、南アフリカ、メキシコで構成されるG5はサミット2日目となる9日に会合に参加する。

 ロシアのドボルコビッチ大統領補佐官は、中国とロシアは「国際的な通貨システムに円滑な段階的発展が必要であるというスタンスを示す」方針だと述べた。ただ、ロシアはドルの価値を弱めることは目的としていないと加えた。

 また、ブラジルのルラ大統領は「ドルに依存しない新たな貿易関係の可能性」を模索することに意欲を示した。インドも新たな国際準備通貨に関する議論に前向きな姿勢を見せている。

 ただ、G8メンバーのドイツ、フランス、カナダはサミットで詳細にわたる為替の議論が行われるとの観測を重視しない姿勢を示した。

 ドイツのシュタインブリュック財務相は6日、ドルは世界の準備通貨としての役割を維持する可能性が高いものの、人民元とユーロの重要性も緩やかに増す見通しだと述べた。

 中国の外貨準備1兆9500億ドルのうちドルが最大70%を占めていることは、ドルが依然として最も重要な準備通貨であることを鮮明にしている。

 しかし、中国はドルへの過度の依存が金融危機を悪化させたとみており、バスケット通貨に基づく国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)が、存続可能な今後の選択肢だとの見解を示している。

 

原文参照番号[nL741542](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nL741542]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

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