November 16, 2011 / 6:58 PM / 8 years ago

ユーロ圏金融・債券市場・終盤=仏独国債利回り格差がユーロ導入後の最高更新、周辺国にも売り

      (カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(12月限)  98.665 (‐0.070)  0.085(0.056)

独連邦債2年物 0.361(0.330)

独連邦債10年物(12月限) 137.93 (‐0.78) 1.830(1.815)

独連邦債30年物   2.533(2.531)

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 [ロンドン 16日 ロイター] 16日のユーロ圏金融・債券市場では、フランスの

借り入れコストが上昇した。ユーロ圏の債務危機はフランスなど中核国にも波及しており、

仏国債利回りは今後一段と上昇するとみられている。

 仏10年債の対独連邦債利回り格差は一時2%に迫り、ユーロ導入後の最高水準を更新。

その後190ベーシスポイント(bp)に低下した。

 ユーロ圏債務危機に対する包括戦略の行方が依然として不透明な中、市場の焦点は中核

国であるフランスへとシフトしている。またオランダやオーストリアなど他の最高格付け

国にも影響が及んでいる。

 ブロクサム・ストックブローカーズの首席エコノミスト、アラン・マクエイド氏は「ユ

ーロ圏にとどまりたいのかどうか、市場はドイツに決断を迫っている」と指摘。ユーロの

存続が疑問視される限りは、ドイツ以外のすべてのユーロ圏国債が売られるとの見方を示

した。

 

 欧州中央銀行(ECB)は流通市場でイタリア・スペイン国債を継続的に買い入れてい

るが、規模は限定的で、利回りを持続可能な水準に押し下げるには至っていない。

 イタリア10年債IT10YT=TWEB利回りは、当初低下傾向にあったものの、その後は持

続不可能とされる7%の水準を再び上回った。

 市場では、買い入れ規模を著しく拡大するとともに、不胎化オペを実施せず、事実上の

量的緩和政策を実施するようECBへの圧力が高まっている。

 コメルツ銀行のストラテジスト、レイナー・ガンターマン氏は「ECBに対し、最後の

貸し手としてより広範な介入を求める声が高まっている。だがECBにその用意はないた

め、市場ではぜい弱な地合いが続いている」と述べた。

 

 スペイン10年債ES10YT=TWEB利回りは5.6bp上昇の6.425%に達した。2年

債利回りは2.1bp上昇の5.6%。10年債の利回り上昇幅は、2年債を上回って

おり、長期債の供給圧力やECBによる短期債への支援を反映している。

 17日には、フランス、スペインが最大110億ユーロの国債入札を実施する。

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