Reuters logo
WRAPUP1: FRB議長が財政刺激策を支持、迅速でなければ有害無益の恐れと警告
2008年1月17日 / 23:49 / 10年後

WRAPUP1: FRB議長が財政刺激策を支持、迅速でなければ有害無益の恐れと警告

 [ワシントン 17日 ロイター] バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は17日、下院予算委員会で証言し、財政刺激策への支持を表明した。同時にそのような対策は迅速に行わなければ有害無益となる恐れもあると警告した。

 バーナンキ議長は、FRBとしては景気後退を想定しておらず、成長促進に向け積極的に行動する用意があると言明。「財政と金融双方の刺激策は、金融政策単独の場合よりも経済を広範に支援する可能性があるため、財政出動は原則的に有効だ」と述べた。

 議長証言は、議会による景気対策策定の動きを後押しする格好となった。金融市場では1月29─30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げが行われるとの見方が一段と強まった。

 バーナンキ議長は、500億─1500億ドル規模の財政面での景気刺激策は妥当で、経済に対する目に見える効果が期待できると述べた。一方、対策は早急に実施し、1年以内に最大の効果をもたらすよう策定することが「極めて重要だ」と強調。必要でない時期にずれこめば景気の過熱とインフレ高進をもたらしかねないと警告した。

 米経済の状況については、見通しが悪化しているとして、前週の発言を繰り返した。「最近の情報は、2008年の実体(経済)活動の基調見通しが悪化しており、成長の下振れリスクが一段と明確になったことを示している」と指摘した。「われわれは成長を支援し、下振れリスクに対する適切な保険を提供するために、必要に応じて相当の追加的措置をとる用意がある」とも語った。

 議長は、世界の金融市場が昨夏以降、 主に米国のサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)市場の問題により、ひっ迫した状況に置かれていると指摘。「信用ひっ迫は、経済成長への足かせとなる可能性が高いとみられる」と述べた。

 また、インフレ期待は今のところ「かなり抑制されている」とし、インフレスパイラルに対処する上で、FRBのコミットメントに引き続き信頼が得られるならば、総合およびコアインフレは2008─09年に低下する可能性があるとの見通しを示した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below