[ニューヨーク 20日 ロイター] 世界最大の保険会社、米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N)のサリバン最高経営責任者(CEO)は20日、最近の株式・社債発行を通じた資本増強額は約200億ドルと、当初の計画を大幅に上回る見込みを明らかにした。
同社は先週、1株=38ドルで普通株1億9670万株、および1ユニット=75ドルで出資証券7840万ユニット発行を通じ、当初予定していた75億ドルを大きく上回る134億ドルを調達した。残りは複数の通貨での社債発行により、総額200億ドルの増強が予想される。
リーマン・ブラザーズのアナリスト、ジェイ・ゲルブ氏は「今回の増資で1株当たり利益は年間ベースで約8%希薄化する」と指摘。「年間22億ドルの配当を一時中止し、資本調達規模を縮小して株主の(保有株式の)希薄化を最小限に抑えた方が理にかなっていた」との見方を示した。
記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。