August 11, 2008 / 7:11 PM / 11 years ago

欧州株式市場サマリー(11日)

                           (カッコ内は前営業日比)

FT100種総合株価指数(ロンドン).FTSE

 終値      5541.8(+52.6)

前営業日終値   5489.2(+11.7)

--------------------------------------------------------------------------------

クセトラDAX指数(フランクフルト).DAX

 終値      6609.63(+47.98)

前営業日終値   6561.65(+18.16)

--------------------------------------------------------------------------------

CAC40種平均指数(パリ).FCHI

 終値      4538.49(+46.64)

前営業日終値   4491.85(+34.42)

--------------------------------------------------------------------------------

 <ロンドン株式市場> 続伸。買収観測を背景に民間放送ITV(ITV.L)が上昇した。

鉱山株は金属価格の下落を受けて値を下げた。

 ITVは6.3%高。テレビ番組制作会社エンデモルによる買収観測が背景。10日付

のイタリア経済紙ソレ24オレが報じたところによると、エンデモルを傘下に置く同国の

メディアセット(MS.MI)のベルルスコーニ副会長は、エンデモルがITVの買収を検討す

る可能性があると述べた。ITVはコメントを控えた。

 トレーダーによると、ポラリス・キャピタル・マネジメントが住宅建設のバラット・デ

ベロップメンツ(BDEV.L)への出資比率引き上げを明らかにしたことから、このところ売ら

れていた住宅建設株が注目を集めた。バラットは23.6%高。

 このほか、夏場の閑散期を前にしたショートカバーや、新規住宅購入者に対する印紙税

免除への期待などをアナリストは上昇の理由に挙げた。

 ゴールドマン・サックスが住宅建設セクターの目標価格を引き上げたことも好感され、

テイラー・ウィンピー(TW.L)は14.2%高、パーシモン(PSN.L)は11%高。ゴールド

マンが「コンビクションセルリスト」から除外したボビス(BVS.L)は9.7%高。

 貴金属価格が下落したことから鉱山株が売られた。ユーラシアン・ナチュラル・リソー

シズ(ENRC)ENRC.Lは5.7%安。カザキミス(KAZ.L)が出資比率を25%まで引

き上げたことも嫌気された。ただ、カザキミスはいまのところ買収提案を行うつもりはな

いとしている。カザキミスは1.1%安。

 エクストラータXTA.Lは1.3%安。10日付の英紙サンデー・テレグラフが伝えた

ところによれば、エクストラータはロンミンLMI.Lに提示した100億ドルの敵対的買

収案をめぐり、50億ポンド(96億4000万ドル)超の調達を目指している。ロンミ

ンは0.6%安。

 石油メジャーのBP(BP.L)は1.1%、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L)は1.9%

それぞれ上昇した。ロシアとグルジアの紛争によりカスピ海原油の輸出に一部悪影響が出

ていることが材料視された。

 <欧州株式市場> 続伸。ロシアとグルジアの軍事衝突を背景とした原油上昇が、エネ

ルギー株を支援した。ユーロ安を受け、自動車など輸出関連株にも買いが入った。

 FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3は13.90ポイント(1.16%)

高の1212.92。一時は1213.42と、6月26日以来の高値をつけた。

 DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは37.18ポイント(1.09%)高

の3445.66。

 原油は欧州株式市場が引けた後、下落した。ただ、グルジア紛争の影響でカスピ海の海

運に一部影響が出たことから、一時は1.5%上昇する場面もあった。これを受けて、英

BP(BP.L)、英蘭系石油メジャー、ロイヤル・ダッチ・シェル・グループ(RDSa.L)、イタ

リアのENI(ENI.MI)、フランスのトタル(TOTF.PA)は1.1―2.2%高となった。

 一部のアナリストは、欧州経済が一段と減速する可能性や信用収縮が金融セクターに及

ぼす影響をめぐる不透明性を考慮すると、原油下落が株式相場全般を支援するのは一時的

にすぎないとの見方を示した。

 ロイヤル・ロンドン・アセット・マネジメントの欧州株式部門代表、アンドレア・ウィ

リアムズ氏は「状況は依然非常にネガティブであり、原油価格は今後上昇する見込みだ」

と指摘。「一般論として、特に金融セクターの業績は予想されたほど悪くない。INGと

UBS(の業績発表)はこれからだが、評価損に関して言えば最悪期は確実に過ぎた。今

はどちらかと言うとクレジット市場の悪化が問題となっている」と述べた。

 ユーロは対ドルでこの日の安値から戻したものの、一時ほぼ半年ぶりの水準まで下落し、

自動車セクターを支援した。DJSTOXX欧州自動車指数.SXAPは2.8%上昇。

ドイツのBMW(BMWG.DE)は4.5%高、ポルシェ(PSHG_p.DE)は5%高、仏プジョー

(PEUP.PA)は2.9%高となった。

 独ダイムラーは2.4%高。アブダビ投資庁がダイムラーへの大型出資に関心を示して

いるとの報道を好感した。同社はコメントを控えている。

 

                           [東京 12日 ロイター]

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below