July 16, 2009 / 6:38 PM / 11 years ago

欧州市場サマリー(16日)

     1308GMT       15日

ユーロ/ドルEUR=   1.4133      1.4104

ドル/円JPY=    93.690      94.260

ユーロ/円EURJPY=   132.41       132.97

              16日終値     前営業日終値

株 FT100 4361.84(+15.38) 4346.46

  クセトラDAX     4957.19(+28.75) 4928.44

金 現物午後値決め 935.00  938.00  

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(9月限)  99.130 (+0.045)  0.410(0.423)

独連邦債2年物 1.219(1.289)

独連邦債10年物(9月限) 121.82 (+0.46) 3.320(3.374)

独連邦債30年物   4.053(4.108)

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 <為替> ドルが主要通貨バスケットに対し6週間ぶり安値に下落。JPモルガン

(JPM.N)の堅調決算を受けて米景気回復への期待が強まり、安全資産としてのドルへの需

要が低下している。

 <株式> ロンドン株式市場は4日続伸し、FT100種総合株価指数.FTSEは1カ

月ぶり高値で引けた。米JPモルガン(JPM.N)の堅調決算を受けて銀行株が上昇したほか、

エネルギー・医薬品株に買いが入った。

 FT100種指数は序盤で若干軟調に推移したものの、中盤でJPモルガン決算が発表

されるとマイナス圏から切り返した。

 同時発表された7月の米フィラデルフィア連銀製造業業況指数はマイナス7.5と前月

のマイナス2.2から悪化。米株市場では押し下げ材料となったものの、英国市場への影

響は限定的だった。

 投資家は企業業績に加え相場の上昇基調が今後も続くかを見極めるため、同日の米国市

場引け後に発表される米IBM(IBM.N)とグーグル(GOOG.O)の第2・四半期決算に注目し

ている。

 シティ・インデックスのアナリスト、ニック・サーフ氏は「IBMとグーグルの決算内

容がどの程度良いかにすべてかかっている」と述べた。

 銀行株が上昇を主導。HSBC(HSBA.L)、バークレイズ(BARC.L)、ロイズ・バンキング・

グループ(LLOY.L)が0.6―1.7%上昇した。

 資産運用のシュローダー(SDR.L)も3.3%高。シティグループが投資判断を「セル」

から「バイ」に引き上げた。

 エネルギー株も堅調。米原油先物CLc1が1バレル=61ドルを上回る水準で推移した。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L)が0.5%、BP (BP.L)が0.9%それぞれ上昇

した。

 石油サービス会社ペトロファク(PFC.L)が5.3%高。同社と韓国のGS建設との企業

連合が、天然ガス施設建設プロジェクトで、アブダビガス工業会社(GASCO)から

21億ドル規模の受注を獲得したとのニュースを好感した。

 一方で鉱山株は軟調。金属需要見通しに対する不安が根強い。アングロ・アメリカン

(AAL.L)、カザキミス(KAZ.L)、リオ・ティント(RIO.L)が0.6―2.3%下落した。

 リスク選好は若干改善したものの依然弱く、ディフェンシブ銘柄にも買いが入った。医

薬品株ではアストラゼネカ(AZN.L)が1.5%、シャイアSHP.Lがそれぞれ0.5%上昇

した。

 欧州株式市場は続伸し、終値ベースで1カ月ぶり高値をつけた。米JPモルガン

(JPM.N)の予想を上回る好決算や米新規失業保険申請件数が前週から減少したことが、相

場を押し上げた。

 FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3は3.49ポイント(0.40%)高

の866.81。6月12日以来の高値で引けた。

 DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは7.95ポイント(0.32%)高の

2458.97。

 金融株が上昇を主導。14日に発表された米ゴールドマン・サックス(GS.N)の決算に加

え、JPモルガンの第2・四半期が予想を大幅に上回る36%の増益となったことを手掛

かりに買いが優勢となった。

 HSBC(HSBA.L)、バークレイズ(BARC.L)、ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L)、

BNPパリバ (BNPP.PA)、ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA)、クレディ・アグリコール<CA

GR.PA>、ナティクシス(CNAT.PA)が0.5─3.2%高。

 2009年第2・四半期の中国国内総生産(GDP)伸び率が前年同期比7.9%と第

1・四半期の同6.1%から加速し、エコノミスト予想の同7.5%を上回ったことは、

世界景気後退の終息につながる可能性があるとの見方を支えた。

 医薬品株も高い。アストラゼネカ(AZN.L)、グラクソ・スミスクライン(GSK.L)、ノボ・

ノルディスク(NOVOb.CO)、ロシュROG.VX、サノフィ・アベンティス(SASY.PA)、シャイ

アSHP.Lは0.5─1.6%高。

 スイスのノバルティスNOVN.VXは3.1%上昇。第2・四半期の純利益は市場予想と

一致し、医薬品の通年売上高見通しを引き上げた。

 一方、フィンランドの携帯電話機大手ノキアNOK1V.HEは15%安。競争激化を理由に

利益・市場シェア見通しを引き下げた。

 <ユーロ圏債券> 反発。値動きの荒い展開となるなか、弱い米製造業業況指数を受け

た景気不安の高まりが債券需要につながった。

 米JPモルガン・チェース(JPM.N)の第2・四半期は予想を上回る増益となったものの、

金融サービス大手CITグループ(CIT.N)による破産法適用申請の可能性をめぐる警戒感

の高まりを背景に、期間が短めの債券がアウトパフォーム。2・10年債利回り格差が拡

大した。

 最新週の米新規失業保険週間申請件数が予想外に減少したことを受けて独連邦債は軟調

となる場面もあったが、フィラデルフィア地区連銀業況指数の悪化を材料に値を戻した。

 米フィラデルフィア地区連銀が発表した7月の製造業業況指数はマイナス7.5と前月

のマイナス2.2から悪化。ロイターが集計したエコノミスト予想のマイナス5.0を下

回った。

 RBCキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、リチャード・マグワイア氏「少

なくとも債券市場では、まちまちの指標についてコップに水が半分しか入っていないと悲

観的に受け止められたようで、欧州をはじめ各地の市場でイールドカーブに著しいブルス

ティープ化が見られた」と指摘。「われわれは現在、持続可能な景気回復に向かっている

のか、2番底に向かう可能性があるのか見極めなければならない難しい地点にいる。どち

らについても真に説得力のある証拠は見当たらない」と述べた。

 国債市場は短期的にはレンジ取引になる公算が大きいが、米企業決算から材料が出てく

る可能性があると付け加えた。

 1528GMT時点で、独連邦債先物9月限は16ティック高の121.51。

 独連邦債2年物EU2YT=RR利回りは5.4ベーシスポイント(bp)低下し1.235

%。同10年物EU10YT=RR利回りは約3bp低下し3.345%。

 2・10年物利回り格差は前日終盤の209bpから211bpに拡大した。

 フランスとスペインは合わせて100億ユーロ(140億9000万ドル)近い国債を

発行。2012年に償還期限を迎えるオフ・ザ・ランの仏BTANが比較的好調だった。

 10年物のスペイン国債と独連邦債の利回りスプレッドは75bp前後でほぼ変わらず。

フランス国債と独連邦債との利回りスプレッドも42bp前後でほぼ変わらずだった。

ユーロ圏のその他の国債は独連邦債をアウトパフォームし、利回り格差は縮小した。

              [東京 17日 ロイター]

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