January 5, 2010 / 8:13 PM / 8 years ago

欧州株式市場=反落、仏政府の新型インフルワクチン発注取り消しで医薬品株に売り

 [ロンドン 5日 ロイター] 5日の欧州株式市場は、反落して終了。仏政府による新型インフルエンザワクチンの注文取り消し決定を受け医薬品株が下落し、銀行株の上昇を打ち消した。

 FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3の終値は0.31ポイント(0.03%)安の1060.42。前日は同指数は1.4%上昇し、2008年10月以来の高値で引けていた。

 DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは5.44ポイント(0.18%)安の3012.36。

 ブリューイン・ドルフィンのストラテジスト、マイク・レンホフ氏は「短期的な基調トレンドは依然上向きだとみている。企業信頼感は非常に高く、企業業績の上方修正も相次いでいる。ここにきて、より堅調な回復見通しが視野に入ってきた」と述べた。

 ただ、この日発表された全米リアルター協会(NAR)の11月の住宅販売保留指数が予想よりも大きく低下したことが、株式市場に若干の冷や水を浴びせたと指摘した。

 

 仏政府が新型インフルエンザ(H1N1型)ワクチンを発注し過ぎたとして、これまでの発注分の半分以上を取り消したことで、医薬品株が売られた。グラクソ・スミスクライン(GSK.L)、ロシュROG.VX、サノフィ・アベンティス(SASY.PA)は1.3─2.4%安。英国保健省が、特許期限切れ後に発売される安価なジェネリック医薬品(後発品)の利用拡大を提案したことも、医薬品セクターの重しになった。

 英製菓大手キャドバリーCBRY.Lは3.2%安。同社に買収提案を行っているクラフト・フーズKFT.Nの株主である米投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N)が、クラフトが修正した買収提案に反対票を投じる可能性があるとしたことで売られた。

 クラフトに対抗してキャドバリーに買収提案を持ちかける意向はないとした食品大手ネスレNESN.VXも下落し、2.4%安で取引を終えた。

 

     一方、銀行株は上昇。バークレイズ(BARC.L)は6.3%高。HSBC(HSBA.L)、サンタンデール(SAN.MC)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L)は1.1─10.3%高で終了した。

     グローバル・エクイティーズ(パリ)のトレーディング部門を率いるデビッド・テバルト氏は「小休止したものの、まだ年の取引は始まったばかりだ。2010年が株式市場にとって良い年になると信じたい。マクロ経済指標が堅調であること、企業の合併・買収(M&A)が再び活発化していることで、こうした見方は強くなっている」と述べた。

     

    記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

     

    0 : 0
    • narrow-browser-and-phone
    • medium-browser-and-portrait-tablet
    • landscape-tablet
    • medium-wide-browser
    • wide-browser-and-larger
    • medium-browser-and-landscape-tablet
    • medium-wide-browser-and-larger
    • above-phone
    • portrait-tablet-and-above
    • above-portrait-tablet
    • landscape-tablet-and-above
    • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
    • portrait-tablet-and-below
    • landscape-tablet-and-below