February 12, 2010 / 5:46 PM / 11 years ago

英米は銀行資本規制強化が必要との考え─英中銀総裁=金融安定評議会議事録

 [ロンドン 12日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)のキング総裁が1月の金融安定評議会で、英国と米国は銀行資本規制強化の必要性を一部欧州諸国よりも強く感じているとの見解を示していたことが明らかになった。

 英中銀総裁・財務相・金融サービス機構(FSA)理事長で構成される同評議会が創設以来初めて前月14日に開いた四半期会合議事録が12日、公表された。

 それによると、キング総裁は、銀行規制強化で諸国が一致することに向けた取り組みを「過小評価すべきではない」との考えを示した。

 信用危機後、20カ国・地域(G20)は規制強化手段を模索してきたが、世界的に景気が回復するなか、危機の最中の結束が緩んでいるとの見方が広がっている。

 議事録によると、ターナーFSA理事長は、金融セクターの報酬をめぐる合意済み国際基準の適用を英国は強く推したが、他国は消極的だったと述べた。

 FSAは一部銀行に報酬プランの変更を求めた。「金融安定理事会(FSB)の規約を実行した英国に、2010─11年の報酬期間に間に合うよう他国が追随しなければ、潜在的な問題が生じる可能性がある。G20会合でのコミットメント推進に向け国際的に合意した実際的方策が必要となっている」とした。

 規制へのアプローチで世界的に足並みが揃わなければ、銀行は規制の緩い場所に拠点を移す可能性があり、そうなれば世界的なシステムにリスクが生じると当局者は懸念している。

 中銀・財務省・FSAは国内の金融を一段と安定化させる方法で一致。「銀行は資本準備金を増やし、レバレッジを確実に減らす必要があるとの見方でFSA理事長は中銀総裁と一致した」としている。また、「中銀総裁や財務相同様、FSA理事は、融資が抑制されないように適切な均衡を達成することが重要だ」と述べた。

 信用危機の間に支援を受けた大手国内銀行は政府支援からの出口戦略を策定する必要があるとの見方でも3者は一致した。「英当局はすべての銀行に対して具体的な借り換えプランの策定を義務付けるべき」だとしている。

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