May 20, 2010 / 7:10 PM / 10 years ago

欧州株式市場=続落し2週間ぶり安値で引け、規制強化懸念で金融株売られる

 [ロンドン 20日 ロイター] 20日の欧州株式市場は、主要株価指数が続落し2週間ぶり安値で引けた。弱い米経済指標のほか、ユーロ圏における規制強化に対する不安感が高まり市場センチメントを圧迫した。

 金融株に売りが出た。STOXX欧州600銀行指数.SX7Pは1.9%下落した。また需要懸念から軟調な展開となった金属相場を背景に鉱山株も値を下げた。DJSTOXX資源株指数.SXPPは4.2%急落した。

 FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3は21.58ポイント(2.17%)安の974.80で取引を終えた。終値ベースで5月7日以来の安値となったほか、一時2週間ぶり安値となる959.44をつけた。

 DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは49.90ポイント(1.9%)安の2569.58で終了した。

 金融株は、スタンダード・チャータード(STAN.L)、HSBC(HSBA.L)、バークレイズ(BARC.L)、ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS.L)、BNPパリバ(BNPP.PA)、ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA)、クレディ・アグリコル(CAGR.PA)、ナティクシス(CNAT.PA)が0.5─3.1%下落した。

 アナリストは、財政健全化に向けた動きが欧州連合(EU)諸国の経済を減速させると懸念している。ギリシャが抜本的な緊縮財政措置の実施を余儀なくされたほか、スペインとポルトガルも痛みを伴う歳出抑制に着手している。

 投資家のリスク選好度を示す独DAX新VIX指数.V1XIは1年2カ月ぶり水準に上昇し、リスク許容度の低下が示された。同指数が低いほど、リスク選好度が高いことを示す。

 UBSインベストメントバンクの株式テクニカル分析部門を統括するマイケル・リーズナー氏は、短期見通しは弱気とし、FTSEユーロファースト300種指数は5月初旬につけた終値ベースで8カ月ぶり安値となる967の水準に弱めの支持線があると述べ、この水準を下抜けた場合は890に向けて大幅な調整が行われる可能性があるとの見方を示した。

 個別銘柄ではビール醸造SABミラーSAB.Lが6%下落。個人消費の回復が2010年末まで見込めないとの予想を示したほか、通年の利益が17%増と予想を若干下回った。

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