May 27, 2011 / 10:06 PM / 8 years ago

NY外為市場=ユーロが対ドルで上昇、スイスフランは再び最高値更新

ドル/円    終値    80.79/83

        始値    81.09/11

    前営業日終値    81.36/40

 

ユーロ/ドル  終値   1.4321/27

        始値   1.4290/91

    前営業日終値   1.4135/41

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 [ニューヨーク 27日 ロイター] 27日のニューヨーク外国為替市場では、欧州

当局者からギリシャは債務再編を行わずに債務危機を乗り越えられるとの発言が相次いだ

ことでユーロが対ドルで上昇し、一時1.43ドルを上回った。

 安全資産としての魅力が高いスイスフランはこの日も上昇し、対ユーロと対ドルで最高

値を更新した。市場関係者は、スイスフランが上昇を続けていることについて、欧州債務

危機、および米国の債務上限引き上げをめぐる懸念が払しょくしきれていないことを示し

ているとしている。

 

 この日はギリシャ中央銀行のプロポボラス総裁が、緊縮財政策を順守すればギリシャは

債務再編をせずにすべての国債を償還できると発言したことで、ユーロは一時1週間ぶり

に1.43ドルを上回った。

 また、フランスのサルコジ大統領がギリシャの債務再編に反対の意を示し、ユーロを防

衛すると発言したことも、ユーロの支援材料となった。

 終盤の取引で、ユーロ/ドルEUR=は1%高の1.4272ドルで推移した。

 

 OANDAの首席ストラテジスト、ディーン・ポップルウェル氏は、ユーロの下落はす

でに一段落した可能性があるとし、特に国際通貨基金(IMF)による対ギリシャ融資の

次のトランシェが実施されれば、ユーロは下げ止まるとの見方を示した。

 ダンスケ銀行の首席アナリスト、アラン・フォンメーレン氏は、120億ユーロの次回

トランシェに関して「実施されなかった場合はギリシャだけでなくIMFの失敗とみなさ

れる」とし、IMFは融資を提供するとの見方を示した。

 バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)のストラテジスト、マイケル・

ウールフォーク氏は、中国当局によるユーロ買いがなかった場合、ユーロ圏債務問題に対

する懸念からユーロはさらに下落していたと指摘。「市場はユーロの戻り売りを狙ってい

るが、中国勢はユーロを安値で買いたい意向だ」と述べた。

 

 ユーロ/スイスフランEURCHF=EBSは1.2147フラン、ドル/スイスフラン

CHF=EBSは0.8511フランと、スイスフランはいずれの通貨に対しても最高値を更

新した。

 BMOキャピタルマーケッツのストラテジスト、アンドリュー・ブッシュ氏は「スイス

はドイツのように高成長となっているが、ユーロを導入していないため、ユーロ圏周辺国

に対する救済問題には巻き込まれていない」と指摘した。

 また、この日発表された米国の4月の個人消費支出と住宅販売保留指数が思わしくなか

ったことも、スイスフランの上昇に拍車をかけた。

 英ポンドとニュージーランドドルも対米ドルで上昇。英ポンド/ドルGBP=D4

1.6510ドルと、2週間ぶりの高値を更新。ニュージーランドドルは3年ぶりの高値

を更新した。

 ドル/円JPY=は0.6%安の80.86円。

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